ブラックな薬局ってどんな感じ?
ブラック薬局から抜け出すにはどうすればいい?
薬剤師界のブラック企業で働いてる人の体験談て気になりませんか?
この記事は現在ブラック企業で働いている薬剤師や、転職でブラック企業に就職しないか不安な薬剤師に向けた記事です。
僕自身が3年間、「残業代がつかない」「有給が取れない」というブラック企業に勤めていましたが、今は転職してホワイト企業でゆるゆると働いています。
今回はその経験を活かしてブラック企業薬剤師の実態やブラック企業から抜け出す方法について紹介します。
この記事を読めば
・ブラック企業薬剤師の実体験
・ブラックな薬局から抜け出す方法
・ホワイト企業で働くための方法
主に上記3点についてわかるので、ブラック企業に就職しないか不安な人から、現在ブラック企業で働いている人の悩みを解決します。
5分ほどで悩みが解決するのでぜひ最後まで読んで、ホワイト企業で働きましょう!
ブラック企業の特徴と抜け出す方法は知っておきましょう。
ホワイト企業とブラック企業の違い
まずホワイト企業とブラック企業の違いについて紹介します。
ブラック企業というと、「勤務時間が長い」「休みがない」といった特徴を想像すると思いますが、この記事でのブラック企業の定義として「自分の優先事項を満たしているか」とします。
自分の優先事項が高年収。
1日の勤務時間が10時間で休みがあまりなくても、年収が800万円であればそれはホワイト企業ということになります。
逆に優先事項がプライベートの充実であれば、年収800万円でも休みが取れなければそれはブラック企業となります。
人によってブラックかどうかは変わります。
ブラック薬局に就職した薬剤師の実体験
僕自身は当初、優先事項なんて何も考えていませんでした。
しかし労働環境が悪く人間関係も最悪な環境の毎日を過ごしているうちに自分の優先事項がQOLということに気付き「今の職場ってブラックじゃないか?」と思うようになりました。
具体的には
・7時定時なのに8時半くらいまでサービス残業
・人手不足で有給が取れない
・プライベートな会話が全くない
上記のような職場でした。
人によってはブラックではないと感じるかもしれませんが、僕からしたら毎日がかなり辛かったです。
薬剤師の多くが感じる仕事での不満
こちらの[実体験]薬局薬剤師が辛い・辞めたいと思って転職したら人生変わったでも紹介していますが、薬剤師が仕事で感じる不満として
・残業が多い、有給が取れない
・給料が上がらない
・人間関係が悪い
・教育体制が整っていない
・薬剤師がつまらない、向いていない
・過誤をした、ミスをするのが怖い
・患者対応が辛い
上記のようなものがあります。
僕の場合は1つ目と3つ目が大きな不満でしたが、他の不満を感じている人も多くいると思います。
自分の優先事項はどんなことで、1番の不満がどこなのか把握することでその対策を考えることができます。
現状の不満を書き出し、認識することから始めてみましょう。
優先事項や不満を明確化させるためには自己分析をする必要があります。
具体的な自己分析の方法は以下の記事で解説しているので参考にしてください。
転職は自己分析が9割!薬剤師に特化した分析方法とオススメの本を紹介
自分の薬局がブラックだった時の解決策は転職
自分の勤めている会社がブラック企業だと思った時の解決策は「転職」がおすすめです。
転職初心者は必見!何から始める?薬剤師転職の流れを準備から退職まで解説の記事でも紹介していますが、薬剤師という職業において転職は、人生を変えたい人がすぐにできる行動の一つです。
僕自身は転職で人生が良い方向へ転換したので転職をおすすめしています。笑
退職や転職をする前に検討すべきこと
そして転職するにしろ、薬剤師を辞めるにしろ、退職前にやっておいた方が良いことがあります。それが以下の6個です。
・信頼できる人に相談する
・休んでみる
・異動を申し出る
・もう一度深く考えてみる
・今の職場でできることを考える
・転職をする
それぞれについて詳しく解説していきます。
信頼できる人に相談する
自分1人で考えるよりも信頼できる人に相談した方が客観的な意見をもらえたり、自分では気が付かなかったことに気が付いたりします。
自分1人で考えてしまうと、仮に間違った選択をしてしまった場合それを判断してくれる人がいないので転職などで失敗する確率が上がります。
もし相談できる人が身近にいない場合は転職エージェントに相談するのがおすすめです。
まだしてないの?薬局薬剤師が登録すべき転職サイト3選とおすすめの使い方
休んでみる
思い切って会社を休んでみるのも自分を見つめ直すきっかけになるのでおすすめです。
ずっと働き詰めだと考えが固まってしまって柔軟な考えができなくなってしまいます。辞めるのを覚悟で、休むことを上司に伝えれば案外簡単に休みを取れたりしますよ。笑
僕も有給が取れなかった会社で、もうこの日は休むので仕事に来れません!と強気で言ったらすんなり休みが取れました。笑
異動を申し出る
人間関係や労働環境が不満なら異動することで解決できる可能性があるので、異動の申し立ても一つの手段です。
転職となると労力もかかりますし、何より不安ですよね?
同じ会社内で悩みが解決できるならそれに越したことはありません。勇気を出して上司や同僚に相談してみるのも重要です。
もう一度深く考えてみる
仕事が辛いとすぐに楽な方へ走り出してしまうことがあります。
しかし深く考えずに転職してしまうと失敗する確率が上がります。しっかりと転職する理由を明らかにして、転職の計画を立ててから行動しましょう。
▼転職で失敗しない方法は以下のリンク▼
失敗談あり!薬剤師転職で失敗する人の特徴8つと成功への対策7ポイント
今の職場でできることを考える
転職や退職をする前に、未来の自分のキャリアのために今の職場でできることは何かを考えることはとても大事です。
今の職場でしかできないことがあれば、それを行ってから辞めた方が後悔が少なくてすみます。例えば「薬局長をやってから」とか「在庫管理ができるようになってから」とか、なにか目標を達成してから辞めた方が未来のことを考えると良いかもしれません。
ブラック企業へ転職しないための方法3つ
ブラック企業に転職しないためには
・自己分析して優先順位を明確化する
・転職先で働いている人の話を聞く
・具体的な条件は書面で残す
上記3つを行いましょう。
自己分析して優先順位を明確化する
ブラック企業に転職しないためには自己分析をすることが大切です。
自己分析をすることで自分の中の優先事項が明確化するので、軸のはっきりとした転職をすることができます。
転職の軸が明確化していれば、自分の優先事項を満たした会社に転職できるのでブラック企業は避けることができます。
▼自己分析の重要性は以下のリンクから▼
転職は自己分析が9割!薬剤師に特化した分析方法とオススメの本を紹介
実際の転職先で働いている人の話を聞く
気になる転職先ができたら実際に働いている人に話を聞きましょう。
ウェブ上に書いてあることと、入社してからの待遇が違うことはよくあります。
実際に気になる転職先で働いている人の意見はかなり参考になるので、知り合いのツテやSN Sなどを使いコンタクトをとって現場の声を聞きましょう。
具体的な条件は書面で残す
転職先で働いている人の声を聞いて、面接が決まったら条件や待遇などの細かいことは必ず書面に残してもらいましょう。
面接の時は都合の良いことを言って入社させようとしてきますが、いざ入社したら言ってたことが違う…ってことにならないよう対策をする必要があります。
大手薬局と中小薬局はどちらがブラック?それぞれのメリットは?
大手薬局の特徴 | 中小薬局の特徴 |
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教育制度が整っている | 地域に密着した仕事ができる |
福利厚生が充実している | 経営陣と距離が近い |
転勤がある | 個人の責任が重め |
それぞれ上記のような特徴があるので、自分に合っている会社を選ぶときの参考にしてください。
大手薬局をブラックと感じやすい人
・家の近くでぬくぬく働きたい人
・駒のように働くのが辛い人
大手は働いている人数が多く、お金もあるため次々と新しい人や政策が取り入れられます。流れが早くせかせか歯科雰囲気が苦手な人には向いていないかもしれませんね。
中小薬局をブラックと感じやすい人
・休みをどんどん取りたい人
・マンパワーが強い職場が嫌な人
中小は薬剤師の人数が少ないため休みが取りづらいです。
また個人個人の責任が重く、大手よりも責任感が強く必要とされます。これが良いと感じるか悪いと感じるかは人それぞれなのでよく考えて、自分に合った会社を探しましょう。